今日の季語「梅見」 | 季語とこよみ

今日の季語「梅見」

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今日の季語 2月17日

梅見(うめみ)

初春
梅の公園
梅の花を見に出かけること。
まだ寒さの残る春になったばかりのころ、百花の魁として梅の花が咲き始める。

白梅
二月の寒さの中で凛と咲く梅の花は、清楚で崇高な趣がある。
梅はまたその香りを愛でる楽しみもある。

雪の中の紅梅
梅園にはさまざまな品種の梅が植えられている。
白梅、紅梅、薄桃色の花、うっすら緑がかった花、絞り模様の入ったもの、八重咲きのもの、枝垂れ梅、一本の木から紅白の花が咲く源平咲きのもの、萼が緑色のもの、萼としべだけの花などがあり、それぞれの違いを楽しめる。

梅にメジロ
満開の頃にはたくさんのメジロが蜜を吸いにきているのを見ることができる。

春が来る前に早咲きの梅を探して野山を歩くことを「探梅(たんばい)」といい、こちらは冬の季語となっている。

「梅見」の傍題: 観梅(かんばい)、梅見茶屋(うめみぢゃや)

むくつけき僕倶したる梅見かな 蕪村
境内の刈芝を踏む梅見かな 河東碧梧桐
観梅の舟に持ち込む手炉いくつ 西山泊雲
歌舞伎座の半纏を着て梅見客 前田普羅
青空のいつみえそめし梅見かな 久保田万太郎
絵馬堂に雪のひととき梅見人 大竹きみ江
縫ひかけの物が床几(しょうぎ)に梅見茶屋 潮原みつる
首回りゆるきもの着て梅見かな 岡崎るり子
観梅やよく日の当る谷の中 渋沢渋亭

この記事を書いた人
こよみ

このサイトではテーマごとに季語を集め、画像とともに一目でわかりやすいようにまとめました。季語の持つ多彩な魅力をぜひお楽しみください。

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