五月に手紙などの挨拶文に使える、時候の挨拶の文例をまとめました。
ゴールデンウィーク真っ只中から始まる五月。
爽やかな気候の中、旅行や帰省で楽しい日々を送られる方々も多いことでしょう。
若葉に五月の風が吹きわたり、バラや菖蒲などの花々も咲き誇ります。
今回は五月頃に使える挨拶の言葉を集めました。
大切な人へ安否を尋ねる便りを出す時など、手紙や改まったメールを書く時にぜひご参考になさってください。
その日の気候や気分にあった言葉を選んで、適宜アレンジして手紙に彩りを添えてみてくださいね。
こちらは手紙に使える文例集です。
俳句を詠む際には、初夏、五月の時候の季語をご覧ください。
俳句を詠む際には、初夏、五月の時候の季語をご覧ください。
五月の時候の挨拶
シンプルに
- 新緑の候(折・みぎり)
- 薫風の候(折・みぎり)
- 暮春の候(折・みぎり)
- 惜春の候(折・みぎり)
- 晩春の候(折・みぎり)
若葉、木々の緑に関して
- 木々の緑も色鮮やかになり
- したたるばかりの新緑
- 新緑が目に鮮やかな季節となりました
- 青葉若葉の季節
- 新緑のしたたる季節
- 野も山も若葉がまぶしい季節
- 小満を迎えるとともに草花の新芽が伸び始め(小満…二十四節気の一つ。立夏の後15日目で、5月21日ごろ)
気温に関して
- 寒からず暑からずのよい季節
- うっすらと汗ばむ今日このごろ
- 汗ばむほどの陽気が続き
五月の空と風
- 五月晴れの空に鯉のぼりがひるがえり
- 鯉のぼりが元気に空を泳いでいます
- 緑のこずえを渡るさわやかな風
- 若葉に風薫るころ
- 風薫るさわやかな季節
- 雲の色や形に初夏の訪れを知り
- 晩春とは申せ早くも初夏の風がそよぎ
- さわやかな風が心地よい今日このごろです
花や植物
- 葉桜の季節
- つつじの花も見頃となり
- 庭のバラが咲き乱れ
旬のものに関して
- 新茶の香りに初夏の訪れを感じ
- 魚屋で初鰹を見かけるようになり
- 八百屋の店先に掘ったばかりの筍が並び
- カーネーションが花屋の店頭を飾り
過ぎ行く春を惜しむ
- ゆく春にそこはかとない哀しみを感じ
- 惜春の思いも深く
- 終日物憂い思いにひたり
結び
- 季節の変わり目です。どうぞお大事になさってください。
- ゴールデンウィークの疲れが出る頃です、ご自愛ください。
- 夏ももう間近ですね、体調を崩されませんように。
手紙の構成について
手紙文の構成についてはこちらの記事をご覧ください。