三月に手紙などの挨拶文に使える、時候の挨拶をまとめました。
暦の上では春を迎えたとはいえ、まだまだ寒かった二月を過ぎ三月に入ると、自然界でも続々と春の花たちが咲きはじめ、いよいよ春の到来を感じるようになります。
暑さ寒さも彼岸までといわれるように、3月20日または21日に春分の日を迎えると、冷え込むこともあまりなくなり春本番となります。
また卒業や引越しなど、人生の節目を迎える方々も多い月ですね。
今回は三月頃に使える挨拶の言葉を集めました。
大切な人へ安否を尋ねる便りを出す時など、手紙や改まったメールを書く時にぜひご参考になさってください。
その日の気候や気分にあった言葉を選んで、手紙に彩りを添えてみてくださいね。
こちらは手紙に使える時候の挨拶集です。
俳句を詠む際には、仲春、三月の時候の季語をご覧ください。
俳句を詠む際には、仲春、三月の時候の季語をご覧ください。
三月の時候の挨拶
シンプルに
- 早春の候(折・みぎり)
- 浅春の候(折・みぎり)
- 春寒の候(折・みぎり)
- 春陽の候(折・みぎり)
- 春暖の候(折・みぎり)…四月にも使われることがあります
春まだ浅い頃
- 春まだ浅い今日このごろ
- 朝夕はまだ寒く
- 北国にも明るい空が見えはじめ
- 花の季節もすぐそこに
寒さが緩んできたら
- だいぶ春めいて
- 寒さがめっきり薄れたようで
- 暑さ寒さも彼岸までと申しますが(春のお彼岸は3月20日または21日です、2023年は3月21日)
いよいよ春到来
- いよいよ春を迎えまして
- 春色のなごやかな季節
- ようやく春めいてまいりました
- 待ちに待った春到来です
春の景色
- あたり一面春の香気が立ちこめて
- 山も緑にもえはじめ
- 野にはひばりのさえずりが
春の日差しを感じたら
- 日差しがやわらかく春めいて
- 日差しにも春のぬくもりを感じ
春の雨に関して
- ひと雨ごとに暖かくなり
- ひと雨ごとの暖かさに花の便りも聞かれ
桃、桃の節句に関して
- 桃の三月
- 桃の花咲く季節となりました
- 桃の花がよい匂いを漂わせ
- 桃の節句が過ぎいよいよ春らしく
- お雛祭りも過ぎて
桜に関して
- 桜のつぼみがほころびはじめたようで
- 桜前線の北上が話題となる頃
結び
- 春の風邪にお気をつけください
- 季節の変わり目です。どうぞご自愛ください
- お彼岸とはいえ、まだ肌寒い日がございます。お体大切になさってください(春のお彼岸は3月20日または21日、2023年は3月21日)
手紙の構成について
手紙文の構成についてはこちらの記事をご覧ください。